建物診断調査での機械調査について

こんにちは。私は先日、東京都大田区にあるマンションで大規模修繕工事に関わる建物診断の本調査を行ってきました。

 

調査は、「事前調査」と「本調査」に分けて、どのような原因でどれだけ傷んでいるのかを調べます。

事前調査ではあらかじめ新築竣工図面をお借りしたり、過去の修繕履歴を確認したり、

機械試験調査を行う場所の選定やアンケート調査を行います。

 

そして先日行った本調査では、「外壁や屋上・廊下・階段などの共用部の目視や打診調査」や

「バルコニー立入り調査」、「機械試験調査」をおこないました。

 

そのなかの機械試験調査は、塗膜付着強度試験・コンクリート中性化試験・シーリング材引張り試験・タイル引っ張り試験など、様々な種類があります。

試験は主に劣化度合を具体的に数値化する目的で行います。数値化することで正確な判断をするためです。

 

下の写真はコンクリート中性化深度試験の様子です。

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コンクリート中性化深度試験は、このコンクリートの劣化の原因である中性化の進行状況の見極めを目的としています。

年月の経過により、空気中の二酸化炭素等の作用を受け、コンクリート内部は徐々にアルカリ性を失っていき中性化します。

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写真は採取したサンプルにフェノールフタレイン液をかけて中性化深度を判断しているところです。

中性化していない部分は赤褐色になり、中性化した部分は無色のままです。変色の境界深度が中性化深度です。

中にある鉄筋周辺のコンクリートがアルカリ性を失うため鉄筋が錆やすくなり、コンクリート構造物の劣化の原因となります。

 

このように機械試験などを実施して、目視調査と併せて劣化を一つずつ見つけていきます。

調査には、皆様のご協力が不可欠です。

お手数ではありますが、ご協力いただければ非常にありがたいのでどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

私ども三幸設計では、建物調査に関することはもちろんのこと、大規模修繕工事に関すること、

マンションに関することは出来る限りわかり易く皆さまに説明できるよう、面談も受け付けております。

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